弘道会を語る上で欠かせないのが、本家である六代目山口組の組織図における絶大な影響力です。2005年に初代会長の司忍氏が六代目組長に就任、さらに二代目会長の高山清司氏が若頭に就任して以来、山口組の中枢は「名古屋(弘道会)」主導で動いてきました。
弘道会と山口組本家の関係図を整理すると、以下の構造が浮かび上がります。
- 山口組トップ直結:組長・若頭のトップツートップを弘道会出身者が占める強固なパイプ。
- 本家要職への登用:本家の統括委員長や若頭補佐など、意思決定機関に弘道会幹部が継続して配置。
- 資金力と動員力:中部・関東に広がる強固な経済基盤を背景に、山口組の直系組織の中でも群を抜く動員力を保持。
かつて関西中心だった山口組の重心を愛知県名古屋市へとシフトさせた立役者であり、現在もその力関係に大きな揺らぎは見られません。