1984年、彼らはシングル『前略、道の上より』で彗星のごとくメジャーデビューを果たした。威勢の良い掛け声とポエトリーリーディングのような力強い歌唱、そして鍛え上げられた肉体による演舞。日本の昭和歌謡の歴史においても、これほどまでに男臭く、かつ前衛的な楽曲は類を見なかった。
圧巻だったのはテレビ番組でのパフォーマンスだ。フジテレビ系列の看板音楽番組『夜のヒットスタジオ』に出演した際、スタジオの空気を一変させるほどの殺気立った熱量を見せつけ、視聴者に強烈なインパクトを与えた。カメラを睨みつけるような鋭い視線と、整然としながらも荒々しい群舞は、お茶の間のテレビ画面を文字通り釘付けにしたのである。