男性の排尿トラブルに対する社会的サポートも一気に加速している。厚生労働省は就労世代の健康保持とQOL(生活の質)向上を推進する方針を打ち出しており、職場の健康診断やメンタルヘルス対策と連動した啓発活動を後押ししている。
自治体や公共施設、民間企業においては、男性用トイレへのサニタリーボックス(吸水パッド捨て場)設置が急ピッチで進む。かつては女性向けとされていた排尿ケアのインフラが男性空間にも当たり前に整備されつつあり、QOL低下を防ぐための社会基盤が整ってきている。メンズヘルスを個人の悩みに留めず、社会全体で支える構造が出来上がりつつあるのだ。