『午後のロードショー』を語る上で欠かせないのが、視聴者同士がリアルタイムで突っ込み合うSNSコミュニティの存在だ。放送が始まる午後1時30分、Xのタイムラインには瞬く間に「#午後ロード」のハッシュタグが溢れ返る。
CGの粗いモンスターが登場すれば一斉にネタ画像が投稿され、あまりにも理不尽な展開には万単位のツッコミが殺到する。個々に画面を消費するオンデマンドの時代にあって、同じ瞬間に同じB級映画を見て笑い合うという「緩やかな連帯感」がそこには存在する。孤独な日常にふと現れるパブリックビューイングのような温かさが、若年層を含む新たなファン層を惹きつけてやまない。