レシピ本に「30g」と書かれている場合、大さじ何杯になるかは使用する調味料の比重(体積あたりの重さ)によって大きく変わります。料理用の計量スプーンは体積(容量)を測る道具であり、大さじ1杯は一律で「15ml(15cc)」です。
水の場合、1ml=1gと定義されているため、大さじ1杯(15ml)は15g、したがって水30gは大さじ2杯(30ml)で正確に測れます。酒や酢も水とほぼ同じ比重のため、大さじ2杯で問題ありません。
しかし、空気を含みやすい小麦粉や上白糖は水よりも軽く、同じ大さじ1杯でも約9gしかありません。そのため、小麦粉や砂糖で30gを計量しようとすると、大さじ3杯以上が必要になります。逆に、塩や醤油のように水より重い調味料は、大さじ2杯未満で30gに達します。この比重の差を把握していないと、知らず知らずのうちに調味料を入れすぎてしまう原因になります。