番組史上で最も多くの寄付が集まったのは、2011年8月に放送された第34回である。その最終的な全額は19億8,641万4,252円。約20億円という破格の数字が叩き出された。24時間テレビ「愛は地球を救う」の歴史において、この記録は今なお破られていない。
背景にあったのは、同年3月11日に発生した東日本大震災だ。日本全体が未曾有の被災に言葉を失い、誰もが「自分にできる支援はないか」と模索していた時期だった。番組側も「どん底から立ち上がろう」というメッセージを前面に打ち出し、被災地支援を全面に掲げた。視聴者の「少しでも被災者の力になりたい」という切実な祈りが、そのまま募金額という形で武道館へと押し寄せたのである。