Q1:どうしても17音に収まらず「字余り(じあまり)」になってしまいます。減点されますか?
A1:1音程度オーバーする「字余り(6・7・5や5・8・5)」は、表現上必然性があれば大きな減点にはなりません。むしろ無理に縮めて言葉の意味が壊れるより自然です。ただし、下五が6音になる「下五の字余り」はリズムが著しく崩れるため避けてください。初級者はまず「中七」で字余り(5・8・5)にするのが最も収まりが良いとされています。
Q2:「季語」は必ず入れなければいけませんか?無季俳句(むきはいく)でも宿題として通用しますか?
A2:現代俳句には季語を持たない「無季俳句」というジャンルも存在しますが、中学校の国語の宿題や一般的な学生コンクールにおいては「有季定型(季語を1つ入れること)」が提出条件として指定されているケースがほとんどです。減点リスクを避けるためにも、必ず明瞭な夏の季語を1句に1つ含めて提出してください。
Q3:部活をやっておらず、旅行にも行かないインドア派は何を詠めば良いですか?
A3:特別なイベントは一切不要です。「冷房の効いた部屋で飲む麦茶の冷たさ」「ゲームの画面に反射する青空」「昼下がりに鳴くアブラゼミの耳障りな声」など、部屋の中から一歩も出ずに観察できる要素こそ、現代の中学生にしか詠めない独自のリアリティを持ちます。身の回りの1メートル以内にある感覚に注目してみてください。