急速なブームの裏で、調理法や保存法に関する誤解も広がっています。実際に寄せられるトラブルの声をもとに、知っておくべき盲点を整理します。
誤解1:「グルテンフリーだから何枚食べても太らない」という罠
ライスペーパーは小麦粉不使用(グルテンフリー)であるため、腸内環境への配慮やアレルギー対策として非常に優秀です。しかし、前述の通り主成分は純度の高い炭水化物です。SNSで流行している「ライスペーパーを5枚重ねてチーズと揚げ焼きにする」といったハイカロリーアレンジを頻繁に行えば、当然ながらカロリーオーバーを引き起こします。ヘルシーに仕上げるなら、1食あたり2〜3枚を目安にするのが賢明です。
誤解2:「焼くときに油を引かなくてもくっつかない」という勘違い
タピオカ澱粉を含むライスペーパーは、加熱すると強烈な粘着性を発揮します。テフロン加工のフライパンであっても、油を引かずに素焼きすると底面に張り付いて破れてしまいます。少量のごま油やオリーブオイルをペーパーで薄く塗り広げてから焼く、あるいはクッキングシートを敷いてその上で調理するのが、パリッと香ばしく仕上げる必須テクニックです。