長年にわたり「西高東低」と叫ばれてきた中央競馬ですが、2026年の東西騎手ランキングは新たな潮流を見せています。栗東(関西)所属騎手の層の厚さは依然として強固であり、中堅・若手を含めた全体の勝ち星獲得ペースは高水準です。しかし、美浦(関東)でも若手・中堅の意識改革が進み、上位陣が確固たるポジションを築いています。
美浦では横山武史騎手をはじめ、菅原明良騎手や佐々木大輔騎手といった20代前半〜半ばの若きタレントがトップ集団に定着。関西のトップステーブルからの騎乗依頼も増加しており、美浦と栗東の垣根を越えたエージェント制の活用が勢力図をフラット化させつつあります。
ベテラン勢の円熟味と、恐れを知らない若手の積極策がぶつかり合うことで、レース展開のスピード化と質の向上がもたらされています。