カラオケで「音痴だ」と自覚している人の大半は、実は耳や喉に問題があるのではなく、現代J-POPに多い「1.5オクターブ以上の広い音域」や「裏声と地声の頻繁な切り替え」についていけていないだけです。近年のヒットチャート上位曲は男性ボーカルでも女性並みのハイトーンを要求されるものが多く、練習なしで歌えば誰でもピッチが外れます。
そこで意識したいのが、以下の3つの条件を満たす楽曲選びです。
① 最高音が「mid2E(真ん中のミ)」前後に収まっていること
成人男性の平均的な話し声から無理なく出せる音域内にサビの最高音があれば、喉を締め上げずに安定した発声が維持できます。
② 音程の急激なアップダウン(跳躍進行)が少ないこと
階段を一歩ずつ上り下りするような順次進行のメロディラインは、音程の当たりをつけやすく、音痴特有の「迷子」になりません。
③ 知名度が高く、メロディ自体に推進力があること
誰もが知る名曲であれば、聴き手もリズムに乗って聴いてくれるため、少々の音程の甘さはグルーヴ感や熱量として好意的に受け止められます。