パンデミックの混乱を乗り越え、完全に復活した海外研修プログラムも、学生たちの視野を大きく広げる起爆剤となっている。オーストラリアやアフリカなど、野生動物保護の先進国へ赴き、現地のレスキューセンターや国立公園で直接学ぶ経験は、彼らの価値観を根底から揺さぶる。
言語の壁を越えて、世界中の専門家たちと意見を交わす。そこで得られるのは、日本国内だけでは決して気づけない「地球規模の課題」への意識だ。「世界基準の保護活動を学び、それを九州のフィールドに還元したい」。そんな高い志を持つ学生が育つ土壌が、ここには確かにある。