この惨状を打開すべく、国土交通省とNEXCO中日本が本格的な検討に入ったのが、AIを活用したリアルタイムの「変動料金制(ロードプライシング)」だ。特定時間帯の通行料金を最大50%引き上げる一方で、深夜帯や空き時間を大幅値下げする試みである。
しかし、利用者からの反発は強い。「事実上の値上げだ」との批判の声が相次ぐ一方で、物流業者からは「料金を上げても配送時間が決まっているため時間をずらせない」という悲鳴が上がる。経済活動への打撃を最小限に抑えつつ渋滞を緩和できるのか、2026年中盤に向けた最大の議論の的となっている。