北海道最大の経済圏であり、夜のメガタウンである札幌・すすきの。ここは長年、各組織にとって最大の資金源であり、稲川会系組織にとっても最重要拠点であり続けてきました。
かつてはすすきの周辺や札幌市中央区・東区などに堂々と組事務所の看板を掲げていた拠点も、近年の法規制によって様相が一変しました。北海道警による暴力団事務所の使用差し止め請求や家宅捜索が相次いだ結果、従来の固定拠点は次々と閉鎖へ追い込まれています。
現在、事務所としての機能を公然と示す拠点は激減し、民間の賃貸マンションや関係企業のオフィスをカモフラージュとして分散利用するケースが増加しています。すすきのの歓楽街においても、みかじめ料の直接徴収が極めて困難になったため、飲食店の経営参入やインターネットを利用した新興ビジネスへの移行など、活動形態の不透明化が進んでいます。