年間の代表スケジュールの中で、世界ランキングに最も巨大な影響を与えるのが毎年5月から7月にかけて開催されるネーションズリーグ(VNL)です。
VNLは世界のトップ16カ国が世界中を転戦しながら約1カ月半にわたって予選ラウンド各12試合、さらにファイナルラウンドを戦い抜く過密日程で行われます。この大会がランキングに与える影響が大きい理由は以下の2点です。
・大会係数の高さ:VNLの重要度係数は「40」に設定されており、親善試合や大陸選手権予選と比較して数倍のポイント移動が発生する。
・試合数の多さ:短期間に12試合以上を消化するため、連勝・連敗によってランキングが2〜4ランク一気に跳ね上がる、あるいは転落する。
つまり、ネーションズリーグ順位の推移はそのままFIVB世界ランキングの乱高下に直結します。オリンピック直前年や世界選手権のシード確定直前のVNLでは、各国がベストメンバーを揃えてポイントの奪い合いを展開するため、ファンにとっては1試合たりとも見逃せない真剣勝負が繰り広げられます。