この言語的トレンドは、言葉の域を超えてライフスタイルやファッション業界にまで波及している。キメキメのハイブランドファッションではなく、あえて少し崩した古着や、抜け感のあるスタイリングを「しゃばい系コーデ」と呼んで愛用する若い世代が急増中だ。
お笑い芸人や人気インフルエンサーたちも、自らのドジな失敗談や情けないエピソードを披露する際にこの言葉を多用する。かつては「カッコ悪さ」の象徴だった概念が、今や「愛され力」や「親近感」を醸し出す魔法のキーワードとして機能している点は、現代のエンタメシーンにおける大きな地殻変動だ。