都市部と地方における指導機会の格差問題にも、明るい光が差し始めている。
これまで質の高い指導を受けるためには、東京や大阪といった大都市圏への遠征が不可欠だった。しかし、地域密着を掲げるBリーグ各クラブが草の根(グラスルーツ)活動を強化したことで、地方都市におけるレベルアップの機会が飛躍的に増加している。
東北や四国、九州の地方自治体と連携し、プロの育成スタッフが出張形で開催するプログラムが各地で盛況を見せる。地方在住の小中学生が、自宅近くの体育館でプロ直伝の指導を受けられる環境が整いつつあるのだ。地理的なハンディキャップを克服し、日本全国から原石を発掘・育成するシステムが、ようやく現実のものとなり始めている。