園内に足を踏み入れてまず目を奪われるのは、保存展示されている「京都市電N電(モ1805号車)」と「加悦鉄道の蒸気機関車C160」の重厚な姿だ。昭和の京都を支えた歴史的車両が、緑豊かな木々の中に静かにたたずむ。一方で、そのすぐ隣には最新のe-BIKEや本格的なグラベルロードが並ぶ大型サイクルショップ「コンズサイクル」が店を構える。
この対比が絶妙だ。懐かしい昭和のノスタルジーを感じながら、現代のサイクリング文化の最前線に触れることができる。子供にとっては「乗り物の歴史」に触れる博物館であり、大人にとっては「次世代モビリティ」の試乗場として機能する。ノスタルジーと先進性の融合が、訪問者に独特の没入感を与えている。