ただ描くだけでは終わらないのが現代のイラスト市場だ。現在、個人クリエイターが自作のキャラクターをIP(知的財産)化し、持続可能なビジネスへと育て上げる事例が相次いでいる。
初期はストックイラストサイトやSNSで無料配布して認知度を高め、ファンコミュニティが形成された段階で限定グッズやLINEスタンプ、ファンクラブ限定コンテンツへ移行するアプローチが定番化した。地方自治体の水族館や環境保護イベントとのコラボレーションも増加傾向にある。デザインの汎用性を高めつつ、独自のストーリー性を付与することが、商業的成功の鍵を握っている。