もっとも日常を侵食しているのが、毎月自動更新されるデジタル課金だ。生成AIツール、デザインソフト、動画配信サービスのプレミアムプラン、あるいは海外クリエイターの支援サイト。料金設定の多くは「$19.99」や「$20.00」に据え置かれている。
価格表記が変わっていないため、ユーザーは値上げされた感覚を抱きにくい。しかし明細書を開けば、数年前には月額2,200円程度だった引き落とし額が、しれっと3,100円を超えている。年間で計算すれば1万円以上の差額だ。何の気なしに契約した3〜4本の「20ドルサブスク」が、年間で15万円近い固定費となって家計に重くのしかかる。