実践者のコミュニティで常に熱い議論が交わされるのが、「ソフト・ミューイング」と「ハード・ミューイング」のどちらを選ぶべきかという問題だ。
ソフト・ミューイングとは、舌の自然な筋力を使って上顎に軽く吸着させ、24時間無意識にその状態を保つ日常的なフォームを指す。対するハード・ミューイングは、舌を上顎に向けて力任せに強力に押し付ける、トレーニング要素の強い手法だ。短期間で劇的な変化を狙う愛好家の間で広がったが、現在では医学的リスクが高すぎると警鐘が鳴らされている。
ロンドンの顎顔面専門医は「筋肉トレーニングと同じで、過剰な負荷は関節や歯列を破壊する」と指摘する。力で強引に押し上げるハード方式は、歯並びの乱れや顎関節の変形を招く危険性が高い。持続的でマイルドな圧力をかけ続けるソフト方式こそが、安全かつ着実な変化をもたらす唯一の道だ。