公募推薦(正式名称:学校推薦型選抜 公募制)とは、大学が提示する出願条件(評定平均や履修要件など)をクリアし、在籍する高校の学校長から推薦を受けることで、出身高校を問わず全国どの高校からでも出願できる推薦入試です。
公募推薦は大きく分けると「公募制一般推薦選抜」と「公募制特別推薦選抜」の2種類に分類されます。それぞれの特徴と対象者は以下の通りです。
1. 公募制一般推薦選抜
学業成績(評定平均)を主たる出願基準とし、高校生活全般の取り組みを評価する最も標準的な形式です。私立大学だけでなく、多くの国公立大学でも実施されています。大学が指定する全体の学習成績の状況(評定平均3.5以上など)を満たしていれば誰でも挑戦できます。
2. 公募制特別推薦選抜(スポーツ・資格・課外活動実績)
部活動での全国大会出場や都道府県レベルの実績、英検準1級以上の外国語検定、情報処理技術者試験や簿記などの資格実績、ボランティア活動実績を評価の柱とする方式です。学業成績の基準が一般推薦より緩和されるケースがある一方、卓越した実績や客観的な証明書類が求められます。
また、文部科学省の入試改革に伴い、選考過程における大学受験での調査書点数化が急速に進んでいます。単に評定の数値をクリアするだけでなく、調査書に記載される「出欠日数」「特別活動の記録」「指導上参考となる諸事項」が得点化され、合否を分ける重要要素となっています。