このデッキを手に入れた幸運なファンを悩ませているのが、「実際にスリーブに入れてプレイするか、未開封のまま未タッチで保管するか」という究極の選択だ。
全カードがフォイル(箔押し)仕様の豪華版も用意されているため、シャッフルによる傷や白欠けを恐れて二の足を踏むプレイヤーは少なくない。一方で、プロテクターを二重、三重に重ねてショップ大会や統率者イベントに持ち込み、対戦相手に自慢げにミクのアートワークを魅せつけるプレイヤーも増えている。「飾るための美術品」と「遊ぶためのゲーム道具」の狭間で揺れる現象は、現代のトレーディングカードカルチャーを象徴している。