横浜のマジックバーシーンを語る上で欠かせないのが、野毛・関内エリアの隆盛だ。古き良き飲み屋街の熱気を残す野毛では、距離感がきわめて近いアットホームなクロースアップマジックが主流。目の前でコインが消え、サインしたカードが思わぬ場所から現れるたび、歓声と笑い声が店内に響き渡る。
一方、関内や馬車道エリアに位置する店舗では、シックなインテリアと落ち着いた照明の中で楽しむ本格的なステージマジックやメンタリズム(心理術)が人気を博している。エリアごとに全く異なる表情を見せるのも、横浜ならではの奥深さと言えるだろう。