数字をコンピューターに完全にお任せする「クイックピック」と、自らの直感や独自の法則で選ぶ「自選」。購入者を二分するこの論争に、明確な決着はついていない。実際の高額当せん者の統計を見ると、おおむね半々、あるいはややクイックピックが上回る結果が出ている。
興味深いのは、両者を組み合わせるハイブリッド型の購入者だ。数口のうち半分は誕生日にちなんだ数字や独自の分析による選択とし、残りの半分をクイックピックに委ねる。人間の意図やバイアス(偏見)をあえて排除するクイックピックは、自分が普段絶対に選ばないような数字の組み合わせを提示してくれるため、予想外の1等独り占めを生む要因にもなり得る。