美奈子ファミリーを語る上で欠かせないのが、子供たちの自立と世代交代だ。特に長女のしおんをはじめとする年長組の成長は著しい。若くして出産し、母親となった長女の姿は、まさに美奈子の背中を見て育った証とも言える。
「お母さんの大変さが、自分で子供を産んで初めて分かった」。かつては反抗期や家庭環境への戸惑いを隠せなかった子供たちが、今や美奈子を支える強力な味方となり、時にはアドバイスを送る存在へと変わった。血縁の輪が孫の代へと広がる中、ただの「守られる対象」だった子供たちが自立し、家族の歴史を紡ぎ始めている。