Windows 11以降、標準アプリ「Snipping Tool」は単なるキャプチャツールを超えた存在へと進化した。特に注目すべきはOCR(光学文字認識)による「テキストアクション」機能だ。キャプチャした画像に含まれる文字を一瞬で認識し、コピー可能なテキストデータとして取り出すことができる。
Webサイト上のコピー不可の画像や、PDF資料の中の文字列、動画のワンシーンに表示されたコードなど、今まで手入力するしかなかった文字情報を一秒でデータ化できるメリットは図り知れない。さらに、最新バージョンではメールアドレスや電話番号といった個人情報を自動で検出し、ワンクリックで黒塗り・モザイク処理を施す機能も追加された。SNSや社内チャットへ画像を共有する際のセキュリティリスクを、最小限の操作で回避できる仕組みだ。