最もポピュラーでありながら、実は失敗する人が多いのが「一度付けたら自然に切れるまで外さない」標準的な結び方だ。適当に結ぶとダサい結び目が大きく膨らみ、靴擦れの原因になってしまう。
美しく仕上げる秘密は、結び目の両端を処理する「残し糸の三つ編み」にある。ミサンガ本体を足首に回したら、余った糸を左右それぞれ小さな三つ編みに仕上げる。その上で強固に2回固結びを施すのだ。こうすることで、結び目がコンパクトに収まり、糸がほつれて崩れるリスクを劇的に減らすことができる。
結んだ後の余剰糸は、1.5センチほど残してカットするのがプロの技。短すぎると解けやすくなり、長すぎると靴下に絡まる。ライターの火で余端を軽く炙って溶かし固めるヒートカット処理(化繊糸の場合)を行えば、数ヶ月間激しい運動をしても解けない完璧な仕上がりが完成する。