SNSやハンドメイドコミュニティに投稿された口コミを分析すると、ニットトートバッグに対する評価は「思ったより軽い」「編むのが楽しい」「夏にちょうどいい」という肯定的な声が約7割を占める。一方で、「肩紐が伸びた」「中身が透ける」「毛羽立ちが気になる」という否定的な声も散見された。
編集部が実際に、かぎ針編みで作られた市販品とハンドメイド作品を比較検証したところ、持ち手の付け根部分の補強が耐久性を大きく左右することが分かった。持ち手をそのまま編み地に縫い付けただけの製品は、500mlペットボトル2本+財布+ポーチ程度の荷重でも数回の使用で伸びが見られた。一方、内側に布テープや革を当てて縫い付けた補強タイプは、同じ条件でも型崩れがほとんど起きなかった。
また、「ニットトートバッグはすぐ毛玉になる」という指摘については、毛糸の素材選びで対策できる。アクリル100%の糸は摩擦に弱く毛玉ができやすいが、コットンやリネン混紡は毛羽立ちが抑えられる。高密度に編むことで摩擦への耐性も上がるため、日常使いを想定するなら毛糸の種類と編み密度の両方を確認したい。