新幹線の切符代金を分解すると、大きく分けて2つの要素で構成されている。目的地まで移動するための「乗車券」と、新幹線という速い列車に乗るための「特急券」だ。学割(学生割引)が適用されるのは、このうち「乗車券」の部分のみ。特急券には学割が適用されないという点を、まずは正確に理解しておく必要がある。
例えば、東京駅から新大阪駅まで東海道新幹線の「のぞみ」普通車指定席に乗車する場合を考えてみよう。通常、乗車券が8,910円、特急券が5,810円(合計14,720円)ほどかかる。学割を使うと、乗車券の8,910円が2割引(10円未満切り捨て)となり7,120円に値下げされるが、特急券の5,810円は変わらない。つまり、合計支払額は12,930円となり、差し引き1,790円お得になる計算だ。特急券全体が安くなるわけではないが、遠距離になればなるほど乗車券の割引額が膨らむため、馬鹿にできない金額になる。