素材だけに目を奪われると、意外なトラップに引っかかる。それは「サイズ選定と装着時の張り具合」だ。せっかく高機能な低反発フォームや立体構造の枕を使用していても、小さすぎる布地を無理やり被せると、枕本来の柔軟性や体圧分散性能が損なわれてしまう。
専門家が推奨するのは、優れたストレッチ性(伸縮性)を備えたニット織り素材か、あるいは枕の寸法に対してわずかに余裕を持たせた構造だ。枕が持つ本来のクッション性を殺さず、頭部の重みを自然に分散させるフィット感を見極めることが、頸椎への負担を和らげ肩こりを予防する隠れたポイントとなる。