今回のワールドツアー日本公演最終日は、チケット販売開始わずか3分で即完売。プレミアム化された指定席は二次流通市場で異例の高値を記録した。会場に足を踏み入れると、10代の学生から30代・40代のビジネスパーソンまで、驚くほど幅広い層が青いTシャツとライトを手に開演を待っていた。
「最初はスマホの画面越しに聴いていたんです。でも、彼女の言葉ってどこか嘘がないというか、自分たちの泥臭い日常に寄り添ってくれるんですよね」。都内から訪れた20代の女性看護師は、興奮気味にそう語る。この「生身の感情の共有」こそが、従来のコンテンツと一線を画す最大の強みだ。