横手高校の歴史を語る上で、甲子園の舞台で刻んだ足跡は外せない。1969年の夏の甲子園初出場、そして1990年の第62回選抜高等学校野球大会への出場は、今なお地域の人々の記憶に鮮明に残っている。
当時のOBたちが語り継ぐのは、泥臭く泥にまみれながらもスマートに戦った伝統のスピリットだ。現在の選手たちも、OB会や地元住民からの温かい支援を受けつつ、過去の偉業を「遠い昔の思い出」ではなく「自分たちが再現すべき標」として見据えている。球場に響き渡る横手高校の校歌を再び聖地に響かせるための準備は整いつつある。