紙のチケットが存在しない「スマチケ」やデジタルチケットの普及も、詐欺の手口を複雑化させている。相手から「発券用の暗証番号」や「譲渡用リンク」が送られてきて安心したのも束の間、会場の入場ゲートで読み込ませると「すでに使用済みです」または「無効なコードです」とエラーが出る事例だ。
ひとつのコードを複数の購入希望者に同時に売りつける「二重売り・多重売り」の被害も報告されており、当日現地に着くまで偽物だと気づけないケースが少なくない。せっかく遠方から旅行費をかけて遠征してきた家族連れが、ゲート前で立ち尽くすという惨劇が後を絶たない。