物語の主人公・潔世一を演じるのは、近年の映画賞を総なめにし、鋭い存在感を放つ気鋭の若手俳優だ。無名の高校生から「エゴ」の目覚めとともに狂気的なエゴイストへと変貌を遂げる潔の葛藤。その瞳の奥に宿る「エゴ」の覚醒を、ゾクッとするような眼光で体現している。過酷なフィジカルトレーニングと数か月におよぶサッカーキャンプを経て撮影に挑んだというだけあり、ピッチ上での説得力は抜群だ。
潔の運命を大きく変える変幻自在のドリブラー・蜂楽廻役には、独特の浮遊感と狂気を同居させる注目の若手を抜擢。ピッチ上でダンスを踊るかのようなトリッキーなシザースやボールタッチを完全再現するため、元プロ選手指導のもと特訓を完了した。彼の内に潜む「かいぶつ」がスクリーン上でどう解き放たれるのか、関係者の間でも既に絶賛の声が上がっている。