テレビ番組での機転の利いたコメンテーターぶりもさることながら、彼女の本領がより色濃く発揮されるのがラジオをはじめとする音声メディアだ。マイクの前で語られる言葉には、一切の飾りが存在しない。
リスナーからの悩みに答える際も、決して上から目線でアドバイスをすることはない。「私も同じように悩んだことがあるよ」「そういう時は一旦休もう」と、同じ目線で語りかける。その温かみのある声と飾らない口調は、リスナーにとって日々の喧騒から逃れられるオアシスのような存在となっている。言葉に温度を宿らせる技術は、長年のキャリアと人柄が織りなす賜物だ。