「潟」の総画数は15画。正確な筆順をたどることで、複雑に見える文字全体のバランスが驚くほど自然に整う仕組みになっている。
まず、偏(へん)である「さんずい」の3画を上から順に打つ。ここまでは誰もが迷わずクリアできるはずだ。
問題は右側の「つくり」の部分である。まず上部の「臼」から書き始める。1画目は左上のノ、2画目は左の縦画、3画目は中央の横画、4画目は右上の横画から折れ曲がる縦画、5画目は右下の横画へと進む。左右のパーツを交互に組み立てるこの独特の順番こそ、書き順の最初の難所だ。
続いて、中央を横切る「冖(わかんむり)」を2画で書き、その下にある残りの画数へと移る。最後に最下部の「灬(れっか)」を左から順に4つの点をリズムよく打って締めくくれば、完璧な「潟」の完成だ。運筆の流れるようなリズムを体感できれば、もう迷うことはない。