オールラウンドモデルが他の専用グラブと具体的にどう違うのか、疑問に思う読者も多いだろう。ポイントは「ウェブデザイン」「土手幅」「ウェブ下ポケットの深さ」の3点にある。投手用グラブのようにボールの握りを完全に隠せるクローズドウェブを採用しつつ、内野手用のような開閉のしやすさ、そして外野手用に近い指の長さをミリ単位で調整しているのが特徴だ。
完全に捕手や一塁手といった極端な専用ミットを除けば、内野全般・外野全般・投手を80点〜90点の高水準で網羅する。まさに「1つで何役もこなす万能兵器」として、極めて洗練された設計思想が組み込まれているのだ。