本場の味をそのまま持ち込むだけでは終わらないのが、名古屋・栄の懐の深さであり面白さだ。各店舗が凌ぎを削る中で登場したのが、地元食材や名物料理と融合した「進化系名古屋もんじゃ」の数々である。
例えば、創業100年を超える岡崎の八丁味噌を隠し味に使った「八丁味噌チーズもんじゃ」。濃厚なコクと香ばしさがチーズのまろやかさと絡み合い、一度食べたら病みつきになる深い味わいを生み出している。さらに、激辛の挽肉とニンニクを炒めて盛り付けた「台湾もんじゃ」や、名古屋コーチンから取った濃厚スープを贅沢に使ったプレミアムな一品まで登場。かつて東京の郷土料理だったもんじゃは、栄の地で完全に「名古屋独自の進化」を遂げている。