麺をすする合間に、カウンターに置かれたグラスを傾ける。タップから注がれるのは、京都近郊や日本全国から厳選されたフレッシュなクラフトビールだ。
フルーティーなIPAやキレのあるピルスナーが、スパイシーなラーメンの後味を鮮やかにリセットする。壁一面に並ぶヴィンテージのレコードコレクションから選ばれた音楽が、食事の時間を単なる「栄養補給」から「カルチャー体験」へと昇華させていく。ラーメン店でありながら、どこか夜のバーやリスニングラウンジのような心地よさを漂わせている点も、リピーターが絶えない大きな要因だ。