売り場面積の大部分を割いていた衣料・日用品フロアの圧縮に伴い、店内では「食」への集中投資が急速に進む。惣菜コーナー「デリカテッセン」の拡張や、地元産品を取り入れた地産地消コーナーの設置など、他店との差別化に向けた試みが熱を帯びている。
特に注目されるのは、ライブ感あふれる店内調理の強化だ。既製品を並べるだけの従来のスーパー像から脱却し、専門店のクオリティに肉薄する出来立て惣菜を提供することで、客単価の引き上げを狙う。住居余白のスペースには話題の外部専門テナントを誘致し、集客力を維持する力技も目立つ。もはや「ヨーカドー直営」だけにこだわらない柔軟さが、2026年の生き残り戦略の真髄と言える。