屋外の8人制サッカーとインドアのフットサル。このふたつは似て非なる競技だ。特に決定的な違いをもたらすのが、1試合あたりの「ボールタッチ数」と「攻守切り替え(トランジション)の頻度」である。
フットサルでは5人のフィールドプレイヤー全員が常にボールに関与し続ける。一瞬でも足が止まれば一気に数的人数を作られてピンチに陥るため、攻撃から守備、守備から攻撃への切り替えはコンマ数秒単位で行われる。8人制サッカーではボールに触る機会が少なかった選手でも、フットサルのコートでは息をつく暇もなく関与を求められる。
この「関与密度の高さ」こそが、経験値を飛躍的に跳ね上げる。1試合で触るボールの回数、判断を迫られる回数が圧倒的に多いからこそ、成長のスピードが加速するのだ。