新宿のオフィス街では激しい大雨が降っているにもかかわらず、わずか2キロ離れた渋谷の交差点では青空が広がっている――こうした極端な天候の乖離が、今年の東京では日常茶飯事となっている。都市のコンクリート表面から放出される熱気と臨海部からの湿った海風が複雑に交錯することで、ピンポイントでの雨雲発生が相次いでいるためだ。
これまで「ゲリラ豪雨」と一括りにされてきた突発的な降雨も、現在では数分間で数十ミリに達する水柱のような集中豪雨へと変化。都市機能の一時的な麻痺を避けるため、都民の気象に対する警戒レベルはかつてないほど高まっている。