この現象はもはや日本国内にとどまらない。東京・渋谷の発信源から放たれた波紋は、アジア圏を超えて北米や欧州のコミュニティにまで到達している。言語の壁は、ファンの手によって瞬時に解体された。世界中の有志が数時間以内に多言語字幕をつけ、解説動画を作成し、TikTokやDiscord上で独自の文脈を構築している。
ミーム(Meme)としての拡散性と、深いストーリー性を同時に担保している点が世界的な支持の要因だ。言葉の意味を完全に理解していなくとも、そのアティチュードとテンションだけで国境を超えたカルチャーの連帯が生まれている。