国際現代美術展「岡山アート交流(Okayama Art Summit)」が街に残した足跡はあまりにも大きい。かつて展覧会のために作られた恒久設置の彫刻や空間作品が、今では岡山市街のあちこちに散りばめられている。路上を歩いていてふと曲がり角を曲がると、突如として国際的な現代美術家の作品に出会う。
歴史的な建造物や路面電車が行き交う日常風景と、前衛的なアートピースが見事に同居する景観。これは日本全国を見渡しても極めて珍しい都市のあり方だ。マップを片手に路地裏を探検する若者たちの姿は、もはやこの街の新しい風物詩となっている。