視界の広さという実用的なメリットも見逃せない。プラスチックフレームやメタルフレームを掛けていると、視線の端に必ず黒い枠線が入り込む。日常の些細なノイズに思えるが、脳は無意識のうちにその視覚的制限を処理し続けている。
リムレス構造は、視野を一切切り取らない。上下左右、どこを見渡しても視界を遮るフレームが存在せず、裸眼と変わらないオープンな景色が広がる。これはマルチディスプレイを駆使するエンジニアや、空間全体を見渡す建築家、さらには移動の多いアクティブなビジネスパーソンにとって大きな解放感をもたらす。
一度この「枠のない視界」に慣れてしまうと、二度と通常のフレームには戻れないと語る愛用者が多いのも納得の理由だ。機能美と生理的な心地よさが完璧に同居している。