金曜日の夕方、賑わいを見せる渋谷のスクランブル交差点近くで若い世代に話を聞いた。都内の大学に通う20代の女性は、スマートフォンの画面を見せながら熱く語ってくれた。「SNSで見かけるキラキラした人たちには憧れるけど、疲れちゃうんです。でも彼を見ていると、情けなくても一生懸命生きているだけで素晴らしいんだって思えるんです」。
また、別の高校生男子グループも「カッコつけるのがダサいという雰囲気が自分たちの世代にはある。弱音を吐きながらもやる時はやる、そういう姿が一番リアルで熱い」と口を揃える。過飾を脱ぎ捨てた素の感情こそが、今の日本で最も価値あるコンテンツとなっているようだ。