美味しさを支える最大の命綱は、言うまでもなく原料の「芋」そのものだ。近年、日本産のさつまいもは海外でも空前の大ブームを巻き起こしており、香港やシンガポールでの需要も急増している。
契約農家とのパートナーシップは、今や争奪戦の様相を呈している。糖度が高い「紅はるか」や、しっとりとなめらかな「シルクスイート」など、収穫時期や水分量によってチップスの揚げあがりは劇的に変わる。自社専用の保蔵庫でじっくり熟成させ、甘みがピークに達したタイミングでスライスする。この徹底した品質管理こそが、他社の追随を許さない最大の障壁となっている。