プラスの運気を集めることと同じくらい重視されているのが、ネガティブな影響を避ける「リスク回避」の観点だ。引っ越しや長期滞在において、いわゆる「凶方位」を避ける意識は不動産市場にも影響を与え始めている。
物件探しの条件として「駅徒歩5分」「日当たり」に並び、「自分にとっての凶方位を避けたエリア」を指定する顧客が増加しているという。ある大手不動産仲介業者の担当者は「方位測定サービスを契約プロセスに組み込むケースが増えた。居住空間を決める際、不要なトラブルや体調不良のリスクを事前に排除したいという心理は自然なものだ」と明かす。攻めの開運だけでなく、守りのリスク管理としても方角の概念が活用されている。