熱狂は一過性のブームでは終わらなかった。2026年に入り、劇場版の世界的ヒットや海外大型フェスでのバーチャル/リアル連動パフォーマンスなど、結束バンドの活動スケールは留まる所を知らない。
音楽チャートを見渡せば一目瞭然だ。ストリーミング再生数は累計数十億回を突破し、ロック不況と言われて久しい現代のアジアン・ロックシーンをまさかの二次元バンドが牽引している。海外の主要音楽メディアですら、その緻密なギターアレンジとソングライティング能力を大真面目に批評する記事を相次いで掲載した。押し入れという極小の個室で磨かれた技術が、世界大の巨大なアリーナを揺らしている。この皮肉で劇的な構図こそが、ファンの胸を打つのだ。