「果物だから丸ごと与えても平気だろう」という思い込みは極めて危険です。スイカを与える際に絶対に避けるべきなのが、種と硬い皮の摂取です。
犬の消化器官は、硬い種や頑丈な食物繊維を噛み砕き、消化する仕組みを持っていません。黒い種や未成熟な白いタネをそのまま飲み込んでしまうと、胃腸を傷つけたり、最悪の場合は腸閉塞(ちょうへいそく)を引き起こします。特にチワワやトイプードルなどの小型犬では、わずか数粒の種が原因で緊急手術に至ったケースも報告されています。
また、外側の緑色の皮は非常に硬く、丸呑みすると喉に詰まって窒息する事故に直結します。必ず赤くて柔らかい果肉部分のみを切り出し、種は指先で確実に除去してから与えてください。